続 かぶと虫・絵日記コーナー
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'97年にカブトムシを飼うために大きな虫かご?を作って飼育を始めました。
しかしいろいろな失敗をしてハラハラ・ドキドキの連続だったのはかぶと虫・絵日記のとおりです。

これはその時の経験を生かして、翌年の1998年5月〜に新たに挑戦をし、今度こそ幼虫の絵日記が出来るように頑張ろうとした時の記録です。
2回目ですので、写真なども前より少しは良く取れるようになった?と自負しているのですが、期待してください。





5月17日 飼育箱の補修をする

 
飼育箱1 タッカー 前回は小さな隙間から、何匹かのメスのカブトムシに逃げられてしまったので、まず最初に網のたるんだところを全部ふさぐことにしました。ホチキスの親分のようなミニタッカーという道具でパチンパチンと丁寧に網をとめていきます。

さあ準備は整いました、あとはカブトムシを仕入れてくれば始まりです。本当に待ち遠しい限りです。








7月4日 やっと始まった

 
飼育箱2 かぶと1 とうとうカブトムシを買うことが出来ました。これで名実ともに新・絵日記の始まりです。

オス・メスともに3匹ずつ買ってきました。すぐに飼育箱に入れましたが、それまでとても小さなカゴに入っていましたので、何かゆうゆうとした感じに見えます。早速オス同士が餌の奪い合いでけんかを始めましたが、例の大きなツノを突き合わせて本当に迫力がありますね。

うん!! 一年ぶりにカブトムシを見ますが、やはり ”かぶと虫”はいいなあ。まさに昆虫の王様ですよね。しっかりレポートをしなくっちゃと思います。







7月5日 やっぱりオスは木の上が好きだ!!

 
かぶと2 かぶと3 朝になってみるとやっぱりオスは、3匹とも箱の上部の木の皮を張ったあたりに登っています。それにくらべメスたちはみな、土に潜っているのでしょう姿が見えません。これは自然の中でもきっと、このような傾向があるのだと思います。

しかしメスが見えないと、去年のことが有るのでちょっと心配にもなりますが、いやいやしっかり修繕したので今度はきっと大丈夫でしょう。









7月9日 もっと木の皮をはろう!!

 
飼育箱3 飼育箱4 現在飼育箱の中に木の皮をはって、カブトムシが登れるようにしているのは、奥の面だけですが。

オス達があまりよく登って休んでいるので(メスも夜には時々見かけます)、行動範囲を広げられるようにと、左右の側面にも木の皮を張ってみました。

すると今度は枝に見たてた平面の板上で休んだり、側面の横板で休んだりという姿が見られるようになりました。

もっと早くやれば良かったかなあ〜。









7月11日 なにかへんな季節だ!!

 
かぶと4 かぶと5 夏だというのにとても涼しい日が続いています。なんでこんなに温度が低いんだろう。
暑くなると期待して、羽化してきたカブトムシたちも戸惑っているのでは?

その気候のせいなんでしょうか、オスも下で過ごすことが多くなったり、餌もあまり食べないし、最近動きが少なくなってしまいました。
と思っていたらオス、メス1匹ずつが死んでしまいました。

とても残念ですが仕方ありません。

ここの飼育環境のせいでなければ良いのですが、心配です。









7月16日 仲間を増やそう!!

 
新しい仲間を増やそうと、また先日のお店で1つがいのカブトムシを買ってきました。
例のごとく少しの土と餌を入れた、小さな虫かごの中に入っています。

夜になって大きな飼育箱に移してやろうと思ってかごを覗いたところ、なんと交尾をしていました。
いつもは、しばらくそのままにしていても、そんなことが無かったので(そういえばいつもは、メスが土の中にいたような気もしますが)、まだ時期がこないからなと理解していました。

今回はまだ7月の中頃なのにどうしたのでしょう。自然界でもそろそろ交尾が見られるのでしょうか、それとも普通はまだこの時期にオスとメスがあまり出会わないのでしょうか。

たしかに飼育箱の中では左側の餌にメスがいて、右のほうの餌にオスがいたとしても、たいして離れていなくても、そのような行動はみられません。
ようするによほど近くで偶然出会わなければいけないのかもしれません。
そうなるとあの大きな自然界で偶然出会うということは、餌場になる木が非常に少ないのかもしれません。

いずれにしても今日はカブトムシは、このままにしておくことにしました。









7月17日 産卵するかもしれない!!

 
ケース01 昨日のカブトムシが産卵するかも知れないので、1匹だけを別のケースで飼育することにしました。こうすれば今後の観察もやりやすいでしょう。

大き目のケースに昆虫マットと餌と上り木を入れて、今度は幼虫の餌となる腐葉土も入れました。
これで安心して数日後には、産卵するはずです。

去年はとうとう見ることが出来なかったのですが。

しばらくの間、楽しみです。









7月18日 あっ卵だ!!

 
たまご02 たまご01 やったあ〜〜とうとうカブトムシが産卵しました。ケースの上から見ただけでも確認が出来ます、1つ、2つ、3つ・・・、といくつも土の上に卵が乗っています。それ以外にも土に隠れているものがいくつも有りそうです。

たまごは2〜3ミリ位の楕円形で、真っ白な色をしています。
これが来年にはあの大きなカブトムシになるなどとは想像も出来ませんね。

次は孵化するのがいつ頃かまた楽しみです。









7月25日 卵を別のケースに移してと!!(7日目)

 
たまご04 たまご03 カブトムシが産んだ卵を別のケースに移しました。
食品等を入れて冷蔵庫にしまう際に使用するプラスチックケースです。

そうです実は去年モンシロチョウの幼虫を飼った時のものです。

これで良く見えるし、観察も容易そうです。
卵の数は表面と近くを掘り起こして、約20位になりました。

幼虫が孵ったらまた別のケースに入れてあげましょう。









7月26日 また去年のお客さんだ!!

 
やもり01 やもり02 カブトムシを飼っているせいでしょうか、ケースの近くに珍しい生き物がやって来ます。

そう去年もやって来た例のヤモリです。

東京の町中であるわけ無いと思われそうですが、私自身も信じられませんが本当に本当なのです。

今回はさすがにケースの中には入れなかったのでしょう。
近くに置いていた食べ残しの虫ゼリー等を入れる、ビニール袋の中にいたのです。

今年もやはり写真を撮ってから逃がしましたが、どうも去年の固体と違うような気がします。

前にも言い訳をしましたが、私の家は本当にそんなに古くはないのです。念のために!!









7月29日 芳しくありません!!(11日目)

 
卵なんですがどうも芳しくありません。孵るどころかなんか少ししなびたようになってしまいました。

何故なんだろう、別に乾燥しすぎたことも無いのですが。もしかしたらケースなど 移さずに、そのままにしておけば良かったのでしょうか。 どうもすまない事になってしまったかもしれません。

また産卵したカブトムシは1週間位後に死んでしまいました。
虫の世界では産卵はやはり最後の大仕事なんでしょうねきっと。気を取り直してこれからもきちっと世話をしなくては。






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