かぶと幼虫物語コーナー
4月 〜5月
6月 〜   








'98年に飼育していたかぶと虫が、たくさんの卵を産んでくれました。
その様子は続 かぶと虫・絵日記に記録したとおりです。
卵から孵った幼虫達は、餌のクヌギマットをたくさん食べて、どんどん大きくなっています。

冬の間はあまり変化も無く、幼虫達は土の底の方でじっとしているばかりでしたが、
サクラも咲き終わる頃になって、動きも少しずつ活発になってきます。

ここでは1999年の春〜の記録を”幼虫物語”として、皆さんに成長の様子をお伝えしています。
なにせ相手は土の中ですので、あまり良い絵も掲載できていませんが、悪戦苦闘しながら
頑張った記録ですのでどうぞご覧下さい。





4月11日

 
ケース11 幼虫1 50匹程いた幼虫達ですが、親戚の子供たちに人気で、もらわれて行ったり、何匹かは病気で死んだりで、今では半分ほどになっています。

またその内の15匹程は、例の飼育箱におり、そこは観察などほとんど無理です。

ということで中サイズのプラスチック3ケースにいる、残りの9匹を観察の対象にする事にしました。
早速今年初めての土の入れ替えをやって様子を見ましたが、ご覧のとおり元気に成長しているようです。

さあこれから夏にかけて、どんな風に育っていくのか楽しみです。

そんなにすぐ大きく変化しないので、報告の回数は少なくなりますが皆さんお楽しみに。







4月25日

 
幼虫2 幼虫達は土の中で活発に動いているのでしょうが、プラスチックケースの外からではあまり確認できません。

しかしよく見てみると、何匹かはケースの底にへばりつくように丸くなっている姿が見える時が有ります。(良く見えるかなあ〜)

結構底の方が好みのようなので、やはりケースの高さと土の深さは出来るだけとってあげたほうが良さそうですね。

ところで 5月に入ったら、早いものは蛹になるのもいますし、何とかもっと良く観察できるように工夫をしたいものですが。

なかなかいいアイデアが有りません。







5月5日

 
ケース20 幼虫3 幼虫を一匹ずつ観察できるようなケースはないかと、100円ショップに行ってみました。

そして本来砂糖などの入れ物ですが、透明だし観察に適しそうなケースを3個買ってきました。

早速3匹入りプラスチックケースから移そうとしたのですが、幼虫を出してみるとあれから3週間また一回り育った様子で、このケース(直径10cm・高さ10cm程度)だとちょっと小さい気がしてきました。

そこで取り敢えず1匹だけ移してみましたが、確かに中を移動してもどこからか必ず見えるし良さそうです。(それにしても見ているせいか、結構良く動きますね)

しかし移してみるとやはり、狭くてかかわいそうな気がしてきました。すこし注意深く見ていて、だめそうであれば又戻しましょう。







5月16日

 
ケース21 前と異なる100円ショップで、やっと別のケース(12cm角くらい)を見つけました。

やはり調味料の入れ物ですが、今回は一回り大きくて、前のケースが中にすっぽり入ってしまう程です。

容積にして楽に2倍はありそうで、何とかなるかとは思うのですが、幼虫があまりにも大きい為、それでもぎりぎりの感じですね。

幼虫4 早速それぞれ1匹ずつ幼虫を移して、暫く様子を見てみましょう。

ところで親戚の子供たちが(一生懸命面倒を見たのに)飼育に失敗してしまいました。
そこで再度(良く方法を説明した後)またもらわれて行き、我家でも残り6匹となりました。

でも子供たちも真剣で、今度は立派な成虫の姿が見れるものと思います。
こちらも頑張らなければなりません。








5月23日

 
幼虫5 ケース22 最初3匹とも100円ショップ・ケースで様子を見ていたのですが、うち2匹は特に窮屈そうにしていたので、すぐ元のケースに戻しました。

1匹だけはもう少しこのまま様子を見てみようと思いますが、どうもケースが小さいとマットが乾燥しやすいような気がします。

そこで、今まではふたをずらして半ば開いた状態にしていたのを、ふたに空気穴をあけてきちんとかぶせ、乾燥を防ぐ事にしました。

とにかく中は良く見えても、幼虫に過度のストレスを与えてしまうといけないので、引き続き注意深く観察していきます。

”もう充分ストレスだよ”と幼虫達に言われそうですが、もう少しだけ我慢をしてもらいましょう









5月30日

 
ケース30 幼虫6 残り1匹もやはり、このケースは気に入らないようです。

ある朝ケースを覗いてみると、ご覧の様に地上に出てしまっています。

う〜ん、ケース内の温度が上がってしまうのか乾燥しやすいのか、それとも狭くていやなのか判りませんが、あわてて元の大きなケースに戻してあげました。


そんな時ある方から、ペットボトルで飼育するのが良いと教えて頂きました。

幼虫は蛹室を作るのに深さが必要で、特にオスはわりと深い所に縦長の蛹室を作るとの事でした

幼虫10 なるほど今までのケースも容積では負けていないのですが、確かに深さではペットボトルに及びません。

そこで早速、お勧めのボトルを購入し、再度観察ケースに挑戦です。

まだ判りませんが、心なしか幼虫ものびのした感じで、中の様子も見えやすそうです。

情報提供本当に有難う御座いました。








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